「いい話」
何度も語られ、演出の加えられた話よりよほど価値があると感じた言葉。
これまで語られなかった事実の一側面。
でも、それは必ずしも受け入れられていないようだ。
美談とされるエピソードがある。
もっと詳しく知りたい、と思う気持ちもわかる。
それによってさらに美しい妄想の種にしたい、という思いを抱くことも。
そのチープな妄想こそが正しいと錯誤している人も、少なくはない。
でも、過去の事実はそれ以上のものにはなりえない。
美しく、あるいは面白く見せる演出を加えることで、誰かを必要以上に貶めることだってある。
もうこの話は終わりにしよう。
水をさすような言葉の裏に、そんな思いが込められていたような気がしてならない。
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